日々の家計において地味な重しとなるのが携帯電話料金の支払いですよね。
携帯料金を節約するためには、プランを見直したり格安SIMに乗り換えるといった方法があります。そうはいってもスマホは電話やインターネットを利用する上では欠かせない存在ですし、家族などの兼ね合いもあるので携帯料金そのものを削るのは難しいという場合もあると思います。
そんな中で携帯電話の料金をクレジットカードで支払うと、少しお得になります。特におすすめなのが、利用している携帯会社が発行するクレジットカードを利用することです。
当記事では、携帯キャリアを契約している人が少しでもお得に使うために、利用したいクレジットカードを紹介していきます。
docomo利用料金節約に役立つクレジットカード
docomoの利用料金節約には、docomoが発行する「dカード GOLD」または「dカード」がおすすめです。
両者に共通する特典として「dカード支払割」が挙げられ、以下のプランの方を対象にdカードの料金をdカードで支払うと携帯料金が187円(税込)/月割引になります。
- 5Gギガホ プレミア
- 5Gギガホ
- 5Gギガライト
- ギガホ プレミア
- ギガホ※
- ギガライト※
- はじめてスマホプラン
- U15はじめてスマホプラン
- ケータイプラン※
※2019年10月1日以降に「定期契約なし」プランをご契約の方が対象です。
またdポイントクラブに登録することで、携帯料金の1%分のdポイントが還元されるので、忘れずに登録しておきましょう。
続いて、それぞれのカードの特徴を紹介します。
dカード GOLD

ブランド | VISA/MasterCard |
年会費 | 11000円 |
ポイントの種類 | dポイント |
還元率 | 1% |
dカード GOLD会員になると、ドコモの携帯/ドコモ光の利用料金の10%が還元されます。
仮に月間1万円の利用がある方だと、年12万円→12000ptが還元されるため、年会費を回収できるだけでなく余分にポイント還元を受けられます。
またゴールド会員限定の特典として、最大10万円までのケータイ補償(購入後3年間、紛失・盗難・水濡れや全損など修理不能に対応)を受けられる、という補償サービスもあります。
他にも空港ラウンジを利用できるなどゴールドカード独自の特典もありますので、日々の携帯料金の支払いが多い方はdカード GOLDがおすすめです。
dカード

ブランド | VISA/MasterCard |
年会費 | 11000円 |
ポイントの種類 | dポイント |
還元率 | 1% |
GOLDのような10%還元といった還元制度はなく、ケータイ補償サービスの内容も劣りますが、利用料金がそこまで高くない方はこちらのdカードでも十分でしょう。
なおdカードの基本還元率は1%ですが、携帯料金支払っても料金分のポイント還元はなく、1%還元を受けるにはdポイントクラブへ登録する必要があります。
auのスマホ代節約に役立つクレジットカード
auの携帯料金節約においては、auの発行するカード「au Payカード」または「au Payゴールドカード」がおすすめです。
docomoと内容はかなり近いのですが、au Payカード/au Payゴールドカードにおいても「au PAY カードお支払い割」があり、プランに応じて187円(税込)/月または110円(税込)/月の割引がなされます。
またau Payカード/au Payゴールドカードでケータイ料金を支払うと、他の店で利用した時と同様1%分のPontaポイント還元も受けられます。スマホトクするプログラムで購入した機種の分割支払金をau PAY カード/au Payゴールドカードで支払うことで、5%が還元されるという特典もあります。
au Payゴールドカード

ブランド | VISA/MasterCard |
年会費 | 11000円 |
ポイントの種類 | Pontaポイント |
還元率 | 1% |
au Payゴールドカード会員の方は、au料金/auひかりの料金支払いにおいて10%の還元を受けられます。通常分のポイント1%と合わせると最大で11%の還元となります。
年会費こそかかりますが、携帯料金の支払いが1万円を超えているような方であれば年会費はカバーできるでしょう。またauでんき、都市ガス for auにおいても、3%のポイントが還元されます。
また国内主要空港とハワイの空港におけるラウンジを利用できるなど、ゴールドカード独自の特典もあります。
au Payカード

ブランド | VISA/MasterCard |
年会費 | 1375円(年1回以上利用で翌年無料) |
ポイントの種類 | Pontaポイント |
還元率 | 1% |
年会費はauユーザーの方は無料になります。auの携帯料金を当カードで支払うと割引されるため、携帯料金支払い用として持っておいても損はないカードです。
また通常時の還元率は1%なので、普段使いのカードとして利用しても見劣りしないカードです。
SoftBankのスマホ代節約に役立つクレジットカード
SoftBankの携帯料金節約に役立つのは「PayPayカード」または「PayPayカード GOLD」です。いずれのカードも料金の割引はありませんが、当カードでソフトバンクの携帯料金を支払うと、ポイントの還元率がアップするのが特徴です。

PayPayカード GOLD
ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
年会費 | 11000円 |
ポイントの種類 | PayPayポイント |
還元率 | 1.5% |
PayPayカードGOLDでは、以下のようにポイントが還元されます。
- ソフトバンク利用料金→10%還元(一般カードなら1.5%還元)
- ワイモバイル利用料金→3%還元(一般カードなら1%還元)
- ソフトバンク光/SoftBank Air利用料金→10%還元(一般カードなら1%還元)
- おうちでんき・自然でんき→利用額の3%還元(一般カードなら1%還元)
ソフトバンクの利用料金だけでなく、日常生活の利用でも1.5%還元になるので非常にお得です。
ソフトバンク/ソフトバンク光の利用料金が合わせて1万円を超えるような方なら、年会費込みで考えてもお得に利用できるのではないでしょうか。
PayPayカード
ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | PayPayポイント |
還元率 | 1% |
PayPayカードの通常時の還元率は1%ですが、ソフトバンクの利用料金を支払うとポイント1.5%還元になり、よりお得に携帯を利用できます。
0.5%追加で還元されるだけなので、docomoやauのカードにおける割引と比べるとややお得感に欠けます。PayPayやヤフーショッピングの利用でもメリットがあり、年会費も無料なので持っておいて損はないカードではありますが、PayPay等を利用しないなら無理に作る必要はないかもしれません。
なお「ソフトバンクカード」というカードもありますが、こちらはVISAのプリペイドカードで、PayPayカードのようなクレジットカードとは違うので注意してください。

まとめ
ポイントがキャリアスマホ料金の支払いに使える節約に効果的なクレジットカードを6枚紹介しました。
ゴールドカードを利用すると携帯料金に対して大幅にポイント還元があるので、日々の料金の支払いが多い方はゴールドカードを作ってもおつりがくるケースも多いです。
そうでない場合も携帯会社に関連する一般カードを持っておくと、少し携帯料金払いがお得になります。いずれも年会費はかからないので、これを機に作ってしまっても良いのではないでしょうか。