メジャーな電子マネーにはセブンイレブン系列が提供する「nanaco」、イオン系列が提供する「WAON」、電子マネー創成期からある「Edy」、鉄道会社がやってる「Suica」などがあります。
日本では3G携帯のころから電子マネー機能を搭載した端末がでてましたし、クレジットカードにも機能がついてるものが数多くでています。また、アンドロイドスマホでは早くから対応してましたが、日本で一番売れているスマホ「iPhone」も最新モデルで電子マネーに対応してきました。
決済方法もシンプルでお客さんの回転率を上げたいお店を中心に使える店舗がどんどん増えていってます。今後ますます現金を持たない時代に変わっていくでしょうね。
そこで、なにかと便利な電子マネーにはどんなタイプがあるのか?メリットやデメリットは?などについて調べてみました。
電子マネーとはどんなもの?
電子マネーにはチャージの仕方によって2種類のタイプ「プリペイド式」「ポストペイ式」があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットは次のとおりです。
プリペイド式電子マネーの特徴
- 使う前に入金(チャージ)が必要
- 利用するとポイントが付与される(一部電子マネーは除く)
- クレジットカードのように審査がない(15歳以下は必要なことも)
クレジットカードのように後払いではなく、チャージしてある分だけ使えて利用時に決済される仕組みなので、事前にお金を入れておく必要がある方式。チャージ方法は対応店舗のレジや専用チャージ端末、振込、クレジットカードからの入金があります。
またほとんどの電子マネーサービスは使うとポイントが還元されます。このとき、クレジットカードからチャージすれば、クレジットカード側で使った分もポイントがついて2重におトクになるので抑えておきたいところ。
また後払いじゃなく自分のお金を電子マネーにして持ってるだけなので、対応カード作成時に審査もありません。15歳以下の未成年は一部親の同意を必要とするものもありますが、基本的に無審査で利用しやすいのが魅力ですね。
メリット・デメリットをまとめると次のようになります。
プリペイド式電子マネーのメリットは?
- 小銭から解放される
- お会計がスムーズになる
- ある分だけしか使えないので使いすぎを防げる
- クレジットカードからのチャージでポイント還元率が倍以上になることも
- 審査無しで手軽に対応プリペイドカードが作成できる
プリペイド式電子マネーのデメリットは?
- チャージした分しか使えない
- 不足していると使えない
- 残高を気にしないといけない
- 事前にチャージする手間がかかる
- お店側が対応していないと使えない
ポストペイ式電子マネーの特徴
- 支払いは後払い
- クレジットカード必須
- iD/QUICPayなどのマークがプリントされている
基本的に関連付けられているクレジットカードで支払うことになります。一部銀行口座からの引き落とし方式もあり。
クレジットカードでチャージするので、口座引き落とし方式など一部を除きクレジットカードを持っていないと使えません。
また、もともとクレジットカードと一緒になってることが多く、電子マネー機能が搭載されている場合「iD/QUICPay」のロゴマークがプリントされています。
メリット・デメリットをまとめると次のようになります。
ポストペイ式電子マネーのメリット
- お金を入れておく必要がない
- 今お金が無くても使える
- 残高を気にしなくていい
- クレジットカードの支払いと一緒にできる(一部除く)
ポストペイ式電子マネーのデメリット
- 使っただけではポイントが付与されない
- 使いすぎる可能性がある
- ほとんどはクレジットカードがないと使えない
- クレカ審査に通過する必要がある
まとめ
クレジットカードのポイント還元率をあげるためにも使える電子マネーサービス。「LINE Pay カード」ならJCB加盟店で使うとポイント還元率2%上乗せなどおトクな使い方ができるものもあります。
なんとなくで選ばず、自分がよく利用するお店やサービス、持ってるクレジットカードとの相性などを考えて賢く利用したいですね。