ふるさと納税で使えるクレジットカードとおすすめカード

ふるさと納税制度は日本の社会にすっかり定着したイメージがあります。メディアなどで取り上げられることも多く、われわれの目や耳に触れることも多いですね。

そんなふるさと納税も、実はクレジットカードで支払うことが可能です。クレジットカードをうまく利用すれば、ただ返礼品を貰う以外にも、メリットを享受することができます。

目次

ふるさと納税とはどんなもの?

改めてふるさと納税とはどのようなものか、最初に簡単に確認しておきましょう。

ふるさと納税は、地域の活性化・地域間の格差をなくすことを目的に、2008年に生まれました。

地方自治体の税収は、その市区町村で暮らす住民から徴収するのが基本です。しかし、過疎化や給与水準の地方格差などから、都会から遠い地方での税収の減少が問題になっていました。

ふるさと納税は、それらの解決をのために考え出された制度で、現在まで10年以上にわたって継続されています。現在も多くの自治体が税収を多く集めるため、この制度を利用しようと様々な工夫をしています。

ふるさと納税のメリット

続いて、我々納税者がふるさと納税を利用するメリットを見ていきましょう。

地域特産品がもらえる

ふるさと納税で一番大きいのは、納税者に対する返礼品としてプレゼントされる特産品です。

この返礼品を目当てに寄付先を選ぶ人も多く、自治体も魅力ある特産品を返礼品に採用することでアピールする自治体も多数存在します。

お米や野菜、果物、海産物、肉、地酒、地ビール、ギフト券など、返礼品の種類も様々で、他の地域でも知られている特産品も多くあります。

また当該地域のホテルで使える旅行券や、地域限定のサービスを返礼品として用意する自治体もあります。

なお近年は寄付金獲得競争の過熱が問題視されており、寄付額に見合わない返礼品に対する規制も行われています。

実質支払額は2000円だけ

ふるさと納税は2000円負担だけ

ふるさと納税の実質負担額は2000円とされています。

というのも、この制度では寄付した合計金額から2000円を引いた全額が税金控除の対象になるからです。言い換えれば実質2000円で地域の特産品が貰えるのです。控除される寄付額には個人の収入などに応じて上限があるので注意は必要です。

寄付したい自治体は自由に選べる

ふるさと納税において、寄付する自治体は自由に選ぶことができます。生まれ故郷はもちろん、縁もゆかりもないような地域を選択することも可能です。

好きなタレントの出身地、旅行をして楽しい思い出ができたところ、返礼品など、選ぶ基準は自由です。加えて、どこに何度寄付をしてもOKです。

寄付先によっては使い道をある程度こちら側が指定できることもあります。

このようにふるさと納税は柔軟性のある制度なので、我々納税者にとって利用しやすい制度となっています。

節税対策に使える

前の内容と少しかぶりますが、ふるさと納税は節税対策として利用できることもあります。所得に応じた一定額までは、支払い金額から2000円を除いた全額が控除されるためです。

ふるさと納税を更にお得に利用する方法

クレジットカードで支払う

自治体にもよりますが、ふるさと納税はクレジットカードで支払いが可能です。クレジットカードで支払うとポイントが還元されるため、さらにお得感がアップします。

税金が控除されることも踏まえれば、税金をクレジットカードで支払っていると解釈することもできますね。

クレジットカード非対応の自治体に注意

このようにクレジットカードでふるさと納税を行うのは基本的に可能ですが、一部クレジットカード払いに対応していない自治体もあるので注意が必要です。こういった自治体にふるさと納税を行う場合、銀行振込などを利用することになります。

ポイントサイトを経由する

さらにお得に申し込む方法として、ポイントサイトを経由するという方法があります。

Moppyなどのポイントサイトを経由してさとふるや楽天ふるさと納税などでふるさと納税をすることで、利用金額の一部がポイントとしてバックされます。

ポイントは現金に加えAmazonポイント、楽天ポイント、電子マネーなど、様々なものに交換可能です。

対応するクレジットカードの種類

ふるさと納税クレジットカード払い対応について

ふるさと納税をするにあたって、どのようなクレジットカードを利用すればよいのでしょうか。

基本的に、日本国内で発行されているクレジットカードであれば、たいていはふるさと納税に利用可能です。VISA、JCB、MasterCard、AMERICAN EXPRESS、ダイナースクラブなどは、問題なく使用できます。

ただしこれは、大手ふるさと納税情報サイトを経由して、ふるさと納税をした場合で、直接市町村に対して申し込む場合、少し話が違ってきます。その場合は、一度自治体に問い合わせてみてください。

基本的にふるさと納税はサイト経由で行うのが簡単です。申し込み履歴なども確認しやすいので、特別な事情がない限り、サイト経由でふるさと納税をするのがおすすめです。

オススメのクレジットカード

どのカードを使うとお得かというのは一言では表しにくいですが、その中でもオススメできるのが、楽天カードやライフカードです。

ライフカード

ライフカードは、誕生月のポイントが3倍になるという特典があります。

これはふるさと納税にも対応しているため、誕生月にふるさと納税をすることにより、高い還元率でふるさと納税を利用することができます。

またポイントギフトカードに交換する際も高い還元率を期待できます。

楽天カード

楽天ふるさと納税において、楽天カードを利用することで2%(5と0のつく日は4%)のポイントを獲得できます。さらに楽天市場のアプリを経由することで、+0.5%となります。

また楽天では時期によって「お買い物マラソン」など様々なキャンペーンを実施しているので、それらのキャンペーンと合わせることでさらにポイントを獲得することも可能です。

エムアイカード

エムアイカードはふるさと納税サイト「さとふる」と連携しています。エムアイカードサイトを経由し、さとふるでエムアイカードを用いて支払いを行うと、通常分+2%のポイントを獲得することができます。

すなわちエムアイカードでは200円当たり5ポイント(ゴールドカードでは200円当たり6ポイント)を獲得できることになります。

たまったポイントは三越伊勢丹グループ百貨店で1ポイント1円相当で利用できるのに加え、WAONポイントなど各種ポイントと交換することもできます。

まとめ

様々な特産品を利用できるなど、お得でうれしい要素が様々なふるさと納税。そんなふるさと納税をお得に利用するための方法として、クレジットカード支払いがあります。

クレジットカード支払いをすることで、ポイントが還元されたり、支払いも手軽に行えるなど、様々なメリットを享受できます。

是非積極的に活用してくださいね。

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