投資対象として注目されている「仮想通貨」。ビットコインやイーサリアムなど様々な種類があります。そんなビットコインなのですが、クレジットカードで購入することは可能なのでしょうか。
結論から申し上げますと、仮想通貨をクレジットカードで購入することは可能ですが、現在は海外での取引所でしか、クレジットで購入はできません。
というのも、国内の取引所ではクレジットカードでの仮想通貨の購入ができなくなってしまったからです。かつてはCoincheckやZaif、Bitflyerといった国内の大手でもクレジットカードで購入できたのですが、現在は国内の取引所でクレジットカードで購入できる所はなくなってしまいました。

その一方で、海外の取引所であれば、多くの取引所においてクレジットカードでの購入が可能です。
海外の取引所では日本で取り扱っていないようなマイナーな通貨も購入できるなど、海外の取引所ならではのメリットも存在し、投資の幅を広げてくれるのも事実です。
海外の取引所を利用する場合、入金方法は主に2つあります。
- 国内の取引所で仮想通貨を購入し、海外の取引所へ送金する
- クレジットカードで海外の取引所で直接仮想通貨を購入する
当記事では、このようにクレジットカードで仮想通貨を購入できる海外の取引所から、日本語での情報量があり使いやすいと思われる取引所をいくつかピックアップして紹介します。
※海外の取引所を使うのはセキュリティ面等においてリスクがありますので、使用する場合は自己責任の上利用するようにお願いいたします。また二段階認証等のセキュリティ対策は必ず行ってください。
ビットコインはクレジットカードで買えるの?
BYBIT
シンガポールの仮想通貨取引所です。日本語サポートも比較的しっかりしており、jリーグのアビスパ福岡とユニフォームスポンサー契約を結ぶなどしたこともある取引所です。
日本語での情報も多く、初めて海外の取引所を使うという方でも使いやすいのではないでしょうか。
BYBITではVISAとMasterCardのブランドのクレジットカードが利用できます。BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、USDT(デザー)、XRP(リップル)など20種類の仮想通貨をクレジットカードで購入できます。
Phemex
Phemexはシンガポールに本社を持ち、2019年に設立された新しい取引所です。PhemexではVISAとMasterCardでのクレジットカード入金に対応しています。日本語対応しているため、日本人でも使いやすい取引所です。
BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XRP(リップル)など、30種類以上の仮想通貨をクレジットカードで購入できます。
Zoomex
2021年に設立された新しい取引所です。サイトが日本語に対応しているため、日本人でも利用しやすいです。
またZoomexは日本円での取引にも対応しているため、現在注目を集めている取引所の1つです。対応しているクレジットカードのブランドはVISAとMasterCardです。
MXC
2018年に設立された取引所で、シンガポール発です。日本語にも対応しており、最大200倍のレバレッジをかけることが可能となっているようです。
MXCへの入金はVISAとMasterCardのカードがあれば可能です。BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などといった通貨をクレジットカードで購入可能です。
Binance
取引高1位の海外取引所として有名なBinanceもクレジットカードに対応しています。利用できるクレジットカードのブランドはVISAとMasterCardとなります。
※Binanceは2022年11月から日本人の新規登録を停止しています。今からアカウントを作る方は、上記のBybit等をおすすめします。
仮想通貨購入でクレジットカードを利用する注意点
VISAとMasterCardしか利用できない取引所が多い
これまで見てきたように、海外の取引所ではたいていVISAかMasterCardブランドのクレジットカードしか使えません。そういった取引所では、JCBやAmericanExpressなどといった他ブランドのクレジットカードでの決済はできないので注意してください。
手数料がかかる
クレジットカードで仮想通貨を購入した際には数%の手数料を取られることが多いです。
クレジットカードのポイントが貯まるというメリットに関しても、手数料を考えればあまり意味がなく、海外取引所でのクレジットカードの利用は利便性込みで考えるべきでしょう。
カード会社によっては仮想通貨の購入を禁止している
三井住友カードや楽天カードでは、現在クレジットカードを利用した仮想通貨の購入を禁止しているとされています。また今後もそういったカード会社が出てくる可能性もあります。
現に国内の取引所では仮想通貨の購入ができなくなっており、日本のカード会社自体仮想通貨購入に対して良い印象を持っていない感じがしなくもありません。
思わぬ形で利用規約に違反してしまうことのないよう、事前に利用しているクレジットカードが仮想通貨購入が可能か確認してから利用するようにしてください。
最後のまとめ
当記事ではクレジットカードで購入できる仮想通貨取引所についてまとめました。
現在仮想通貨をクレジットカードで購入しようと思うと、このように海外の取引所を利用するしかないのが現状です。入金についてもVISAとMasterCardしか対応していないケースが多いので、JCBやアメックス派の方には不便ですね。
実際問題、ただビットコインなどの国内の取引所で購入できる仮想通貨を買いたいだけであれば、わざわざ海外の取引所を使う必要性はあまりないように感じます。
一方で海外取引所には、国内の取引所にはないメリットもあるのは事実です。実際に利用したい場合はクレジットカード入金を利用することで、わざわざ国内の取引所から仮想通貨を送る手間を省ける等のメリットもあります。
VISAやMasterCardブランドのクレジットカードを持っていない方は、これを機に作ってしまっても良いかもしれません。もともと海外旅行等では、この2大ブランドが一番使いやすいですしね。
