日本ではガラパゴスな携帯電話と言われるガラケーに搭載されていたおサイフケータイのおかげで馴染みある人も多い電子マネー機能。残念ながら日本だけで利用されるのみでしたが、iPhoneで圧倒的な世界シェアを獲得しているアップルの決済機能「ApplePay(アップルペイ)」も2016年秋からサービスが始まりました。
2016年9月に発売された「iPhone7」から搭載された決済機能で、2017年に入り対応するカードも増え使い勝手が上がってきました。
そこで、これからApplePayを使ってみようとしている人向けにメリットや始め方を紹介していきます。
ApplePay(アップルペイ)ってどんなもの?
日本では「iPhone7/iPhone7 Plus」から新らしく搭載された非接触型決済機能のこと。
これでおサイフケータイがあるからAndroidスマホを選んでいた人も、iPhoneを選ぶ理由ができたことになります。
対応しているのは次のもの。
- iD
- QUICPay
- Suica
- Suica機能のあるクレジットカード
コンビニやファーストフードなど利用頻度の多いお店に対応している決済サービスが使えます。
ちなみに、iPhone7以外でもアップルウォッチ2でペアリングしたiPhoneならApplePay機能を使えます。
ApplePayを使うメリットは?
キャッシュレスであることは今までのおサイフケータイと同じなんですが、ApplePayのメリットは登録・設定が簡単なこと。
Walletアプリで読み取る・入力するだけで登録完了です。インターフェースもアップルらしいわかりやすいものになっています。
また日本で過半数のシェアがあるiPhone(現在はiPhone7/7Plusのみですが)なので、今後対応サービスが増えていくのは確実でしょう。
ApplePayがあれば、
- iPhoneで自動改札機を通過
- 支払いがスマートに
- Suicaチャージがいつでもどこでも可能
- ネット通販の支払いもOK
- Walletアプリ内で贈り物を買う
といったこともできます。
では、この便利なApplePayはどうやって使うのか?始め方について紹介していきます。
ApplePayの始め方
まずは端末を用意しましょう。利用可能な端末は今のところ次のものがあります。
- iPhone7
- iPhone7 Plus
- 旧iPhone+アップルウォッチ2のセット利用
始め方は次のとおりです。
例 Suicaを使う場合
- 標準インストールされているWalletアプリを起動
↓ - iPhone端末の上にSuicaカードや定期券を置く(※)
↓ - アプリでチャージに使うクレジットカードを設定
↓ - Suicaにチャージ
↓ - 改札でiPhoneをかざす
※Suicaカードがない場合、Suicaアプリをインストールすれば使えます。
まとめ
ApplePayはiD、QUICPay、Suicaなど全国で使える決済サービスが利用できる使い勝手のいいサービスです。
iPhone必須なので利用者は限られますが、2017年はiPhone10周年で記念モデルも発売されますしこれを機に乗り換えるのもいいですね。
あとは対応する電子マネーへのチャージでポイント還元率が高くなるクレジットカードを持っていれば完璧でしょう。