2016年9月発売の「iPhone7」からApplePayが使えるようになりましたが、それに続いて2016年12月から使えるようになったのが「Android Pay(現Google Pay)」です。Apple PayがiPhone利用者対象のサービスである一方で、こちらはAndroidのスマホ利用者が対象のサービスとなります。
Android Payが始まった当初は楽天Edyにしか対応していませんでしたが、Google Payと名前を変えた今となっては多数のクレジットカードや電子マネーに対応し、ますます便利になっています。
ここでは、そんなGoogle Payの使い方を紹介していきます。
Google Payとはどんなもの?
Google PayはAndroidユーザー向けのウォレットサービスです。
Google Payに自分が持っているクレジットカードや電子マネー、ポイントサービス等を登録すると、それら登録したカード等をスマホ1つで決済できるようになります。
Google Payに対応している電子マネーは以下の通りです。
- Suica
- nanaco
- 楽天Edy
- WAON
- iD
- QUICPay
- VISAのタッチ決済
- MasterCardコンタクトレス決済
これらに対応するお店や交通機関でGoogle Payは利用可能です。またGoogle Pay対応のWebサイトでも利用できます。
Google Payを利用するメリットとしては、持っているクレジットカードや電子マネーを一括で管理できることです。
様々なカードを持ち歩いているといつの間にか財布がカードであふれたり、出すのが大変だったりと何かと不便ですよね。しかしGoogle Payを利用すればその都度利用したいカードを一覧から選び、スマホで機器にかざすだけで簡単に使えるため、日常でのお支払いが非常に便利になります。
Suicaにも対応しているため、日常の買い物だけでなく電車に乗るのもスマホ1台でできるようになります。
Google Payは年会費無料で利用でき、特段大きなデメリットもありませんが、店舗で利用するにはスマホにNFC(近距離無線通信)またはおサイフケータイのシステムが必要になります。そういった機能を掲載していないスマホでは、ネット決済でしかGoogle Payは利用できません。
なおGoogle Payを利用すること自体で、何か追加でポイントが貯まる事はありません。

Google Payを利用するまでの手順
AndroidPay(アンドロイドペイ)の登録方法
実際にGoogle Payを使い始めたい場合、以下のような手順で利用します。

PlayStoreから「Google Pay」と検索し、インストールしてください。

こういった画面が出てくると思いますので、「開始」をタップします。(規約やプライバシーポリシーも必要に応じて確認しておきましょう)
これだけで、Google Payの初期設定は完了です。この次に、実際にGoogle Payで利用したいクレジットカードや電子マネー、ポイント等を登録することで、実際に使えるようになります。
続いて、実際に登録する方法について紹介してきます。
登録する方法
- クレジットカードまたは電子マネーを登録したい場合、下側中央の「支払い」
- ポイントカードやギフトカードを登録したい場合、下側右側の「パス」
から行います。
ここでは、クレジットカードの追加の仕方を紹介します。他の電子マネーやポイントカード、デビッドカードなども、基本的には同じような手順で追加可能です。

下部中央の「+お支払方法」(青いボタン)をタップし、「クレジット/デビッド/プリペイド」を選択します。
するとカメラが立ち上がるので、自分のカードを枠内に合わせてあげれば、登録完了です。
手入力でカード情報を入力することもできます。
支払い方法
店舗で利用する際には、以下のような流れで利用します。
- 店員に利用する電子マネーのサービスを伝える
- スマホをリーダーにかざす※この際、ロック等の必要はなし
- 支払いが完了すると、通知音が鳴り画面が光る
また事前にチャージが終わっているSuicaを登録していればICマークのある交通機関でも利用できます。こちらもスマホをかざすだけで改札で支払いが可能です。
まとめ
Androidスマホで利用できるサービスである「Google Pay」はクレジットカードや電子マネー、ポイントカード等を一括で管理できる非常に便利なウォレットサービスです。
登録も基本的に簡単にできるので、おサイフケータイ機能付きのスマホを利用している方は是非利用してみてください。